EDIUS6.52アップデータを公開

2013.2.22 グラスバレー社EDIUSの最新アップデータ、EDIUS Pro 6.53アップデータが公開されました。
前回の6.52アップデータが2012.10.19でしたので4ヶ月ぶりの更新になります。

  • EDIUS アップデータVer.6.53(Pro)、Ver.3.53(Neo)、Ver.1.03(Express)共通
    2013.2.22 登録
    サイズ:291,230,429 バイト 【ダウンロードページ
    アップデータの詳細PDFはコチラ
    ※対応OS:Windows 7 (32/64bit)(Starter を除く)Windows Vista+SP1(32/64bit)Windows XP+SP3(32bitのみ) 

特に目立ったアップデートは無し

今回のアップデートは、私個人的には特に目立った所は無さそうです。バグフィックスですね。

アップデータ修正内容

機能追加

  • タイムラインを静止画保存する際、毎回任意の保存場所、ファイル名を指定できるようになりました。
  • タイムライン、プレーヤーウィンドウでクリップを 1.5倍速で再生する機能を追加しました。
  • オフラインアクティベーション手順を改善しました。

更新履歴(不具合修正)

  • 不正なタイムコードが含まれるソースからキャプチャしているクリップを時差編集すると EDIUS 上でタイムコードが正しく表示されない(Elite のみ)。
  • Bin情報のXML をインポートするとエラーが発生する(Elite, Proのみ)。
  • 特定のQuick Time ムービーファイルを読み込むと EDIUSがハングアップする。
  • 開始タイムコードを持たないクリップをサブクリップ化すると正しくないタイムコードが付与される(Elite, Pro のみ)。
  • レイアウター設定画面を開いた状態で EDIUS を非アクティブにすると、EDIUS が強制終了する。
  • ネットワークプロファイルを使用しようとすると EDIUSが強制終了する(Elite, Pro のみ)。
  • DVD エンコード中にキャンセルすると Disc Burnerがフリーズする(Elite, Pro, Neoのみ)。
  • 作成した BD を再生する際、チャプター指定すると再生開始位置がずれる(Elite, Pro, Neoのみ)
  • ビデオノイズエフェクトが適用されたタイムラインを Quick Time HQX ファイルへ出力するとエラーが発生する。
  • DVD エンコード中にエラーが発生して、DVD エンコードが停止する(Elite, Pro, Neoのみ)。
  • 特定の MP3 ファイルの再生一時停止/再開やスクラブを行うと常にファイルの先頭位置から再生される。
  • K2 クリップを再生中、もしくはK2 クリップへエクスポート中に EDIUSがフリーズする(Elite のみ)。
  • Motion JPEG ファイルがスムーズに再生できない。
  • チェックアウトしたプロジェクトファイルを開くとクリップがオフラインになる(Elite, Proのみ)。
  • タイムライン上のタイトルクリップを編集するとタイトルクリップが真っ黒になることがある。
  • HDVから HQ フォーマットでキャプチャすると、キャプチャファイルの音声(L/R)が入れ替わる
  • STRATUS クリップが含まれているとプロジェクトがチェックアウトできない(Elite のみ)。
  • ソース VTRがすでに再生されているとキャプチャできない。(HDWS3G/Elite・3GS/Elite でソース機器と RS-422接続されている場合のみ)
  • MPEG2 MXF ファイルへ出力すると不正な映像が含まれることがある(Elite, Proのみ)。
  • 特定の MXF ファイルを読み込むとエラーが発生する(Elite, Proのみ)。
  • ボーダー色を指定してプッシュストレッチを適用すると映像にノイズが表示される。
  • JPEG2000 GXF をソースブラウザー上で MXFに変換すると音声のみのファイルになる(Elite, Proのみ)。
  • オーディオ CD が「システム設定」で設定した転送先にキャプチャできない。
  • 特定の MP4 ファイルを再生すると映像、音声が途切れる。
  • Infinity D10 へ出力すると音声のみのファイルが出力される(Elite, Pro のみ)。
  • 複数のクリップを選択してシーケンス化し、そのシーケンスをタイムラインに置くと正常な音声波形が表示されない。
  • AVDHD(Dual Card 3D) Writer への出力を途中でキャンセルすると、出力途中のファイルがカードに残り、カードがDual Card 3D フォーマットとして認識されなくなる(Elite, Pro, Neo のみ)。
  • 16:9 SD サイズのQuick Time HQ/HQX ファイルを読み込むとアスペクト比が 4:3 として認識される。
  • タイムラインカーソルをスナップしても先頭フレームが表示されない。
  • 音声部分をトリムするとトリムした箇所と異なる映像が表示される。
  • プロキシとハイレゾクリップそれぞれのフレームレートが異なると、ハイレゾクリップへの置換ダイアログが表示されない(Elite, Pro のみ)。
  • 1280×720 50p の BD(モーションメニューつき)を作成すると、モーションメニューのみフレームレートが29.97 になる(Elite, Pro, Neoのみ)。

制限事項

  • WMV を HQ へ変換できない
    現象:WMV(Windows Media Video)ファイルを Bin上で HQ ファイルへ変換できない。
    回避方法: なし。
  • 立体視素材のキャプチャをキャンセルすると L側クリップが残る
    現象:立体視素材を L/R個別にキャプチャ中にキャンセルすると、キャプチャを中断した L側のクリップが残る(Elite, Pro, Neoのみ)。
    回避方法: なし。

 

参照:pro.grassvalley.jp/download/readme/edius_v653_release_note.pdf

 

最近のEDIUSで気になる所

6.52になってからそれほど「ゲッ」というエラーに私は遭遇してないんですが… 年末から年明けにかけて数度体験したのが…

  • QuickTimeデータ、MOVファイルでタイムラインには乗るものの、書き出ししようとすると100%エラーになるファイルとの遭遇。
    【対応策】AEでHQへ変換  【原因】不明^^;TCが変、音声ファイルが無かった
  • SAMURAI,NINJAやBlackmagic製品で録画したProresファイルをタイムラインに乗っけると早送りしたようなコマ落ち映像になる。
    同一機種で同日に録画したものでも、OKなファイルとNGなファイルが存在する。
    【対応策】Adobe PremiereもしくはFCPでは問題なく認識、再生するのでHQへ変換。【原因】TC情報がオカシイらしい…

大体、トラブルにぶち当たっちゃう時は急ぎの仕事だったりバタバタしてる時が多いんで、まっとうな検証は出来ていません(T_T)

EDIUS Pro 6.53

ノートにインストールしてみました♪

EDIUS Pro6.52で書き出せなかったmovファイルは…

 

やっぱり書出せ無かったです(T_T)ちなみにこんなんです。
3分ほどの無音声の映像データです。TCが上手く読めてなさそうです。
ファイル(HQ) に書き出しすると、33%ぐらいでEDIUS強制終了します;