2011.09.28追記あり
Intel Quick Sync Videoとは、
通称= IQSV、インテルの第2世代Core i3、Core i5、Core i7、通称「Sandy Bridge」CPUに内蔵されたGPUを利用したH.264/MPEG-2のハードウェアエンコードエンジン。
このエンジンは3Dグラフィックスの実行ユニットからは独立しているので、Core i3、Core i5、Core i7で基本的に性能は変わらない…らしい。
マザーボードの制限
H67でしか事実上このCPU内蔵GPUによるハードウェアエンコードの機能は活用できない。CPU内蔵GPUを利用するエンコードソフトは、動作条件が「該当GPUがプライマリディスプレイになっていること」になっているものが多いが、P67では内蔵GPUをプライマリディスプレイに設定できないため、ここで「アウト」になってしまうらしい。
Sandy Bridge内蔵Intel Quick Sync Videoの検証
- 第 2 世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー徹底解説
- インテル新CPU、比較テストでわかった実力と弱点 「Sandy Bridge」入門(下) :日本経済新聞
- 価格.comマガジン インテル次世代CPU“Sandy Bridge”の性能をひと足早くチェック
- GPGPU使えなくちゃSandy Bridgeにはあんまり個人的な用が無い。:水戸コンドリオン:So-net blog
【2011.07.05追記】
なかなかSandy BridgeをEDIUSで検証しているサイトは出てこないですね;参考になりそうなサイトを検索中です^^
- もどかしい・・・エンコードの為の新Core i7(SandyBridge)選び
- Quick Sync VideoのH.264エンコードを試してみた
- CPU内蔵のハードウェアエンコーダ 徹底検証
- Quick Sync Video と拡張ビデオカードのパワーって、共存できるやん
【2011.09.28追記】
Z68チップセット-Sandy Bridge向けの「全部入り」
P67/H67チップセットの両方の特徴を持つ上位モデルに当たる「Intel Z68 Express」チップセットを搭載したLGA1155マザーが登場しました。
まさに全部入りの充実の機能:P67の持つCrossFire/SLIサポート、CPUのオーバークロック機能と、H67のCPU内蔵グラフィックス機能のサポートといったP67/H67チップセットで性能分けされていたの機能をZ68では全て活用できる。
また、Lucidによる「Virtu」ソフトにも対応でCPU内蔵グラフィックス機能とビデオカードとの共存も可能となった。
SSDによるHDDキャッシュにも対応
SSDとHDDを組み合わせてドライブを構築できるIntel Smart Response TechnologyがZ68チップセットから搭載されたのも大きな特徴。
この機能は、SSDをHDDのキャッシュのように用いることで、大容量HDDをSSDに匹敵する高速ドライブとして使用できる。似たような機能を持つRAIDカードなどの製品があったがZ68ではそういった追加の投資も不要となる。
H68のボードと価格差もそれほど大きくないので動画編集を前提にPCを組むのであればZ68で決まりですね。
ただiLink(IEEE 1394)が搭載されているモデルが、ある程度ハイエンドになっているので2万円前後は覚悟しないといけない^^;
完全ファイルベースに制作環境が移行してなければiLinkはまだまだ必須だと思う。後付でPCIスロットを無駄に使うのもアホらしいですしね♪
※オンボードより、PCI後付のほうが安定してiLink経由でキャプチャ出来ると言う話もあるので好みの問題だとも思います。
そろそろサンダーボルトの名前もチラホラ聞かれるようになってきたんで、iLinkをオンボードで搭載するマザーもこれから減って来るでしょう。